札幌市手稲区の書道教室『墨咲』
皆さんこんにちは
練習はどれくらいすれば良いのか?
同じ書体を書き続けた方が良いのか?
毎日練習した方が良いのか?
…といった質問をよく聞かれます。
今回はこういった疑問についてじっくりと書きたいと思います。
Q練習はどれくらいすれば良いのか
‥これは書きたいだけ書くのが良いと思います♪
書きたい!と思って書く事はとても気持の良いものです。
ですが、練習は時間が経てばどうしても疲れてしまいますし、飽きてしまう事もありますよね。
でも、そんな自分を鍛えたいと思うなら、乗り越える為に頑張り続ける訓練でも良いと思います。
そこは気楽に考えても良いと思います♪
但し、雑に書いていると気づいたら練習はやめてください(^-^)
集中して練習しなければ殆ど意味が無いと思います。
Q同じ書体を書き続けるべきか
‥私の書歴を打ち明けると、小学1年生から近所の習字教室に通い始め、中学に上がる時にはみんなと一緒にやめてしまいました。中高生が一番伸び盛りなのに勿体ない事をしましたが💦
高校生になってからは、字をお洒落に書く事のみに専念していました笑
よく歌詞をノートに書いたり、友達に手紙を書いたりしていましたが、出来るだけアートっぽく字を変形させたり大小の変化を付けたりして遊んでいました。
手紙は、ラッピング用紙やすごく大きな紙に空間を作りながら書く事のみに没頭していました♪
その後、大人になってから書道を再開したのですが、途中で賞状を書く練習に没頭したり、ペン字に没頭したり‥その時に学びたいと思った事をただ楽しくやっていました。
結果的に色んな書体を練習していたことになっていたわけです。
今になってみるとそのどれもが役に立っています。
楽しく続ける事がまずは大事なのかもしれないですよね♫
Q毎日練習するべきか
‥私が書道を習っていた頃、実は自宅で練習したことは一度もありませんでした。
こう言うと誤解を招きますが(;'∀')、筆は持たなかったけれど頭の中ではずっと先生の指摘したことや、他の生徒さんが言われていたことなどを思い出して忘れないようにしていました。
次に教室に行った時には同じ注意は受けないようにする!というのが私の目標でした。
そして、いよいよ先生になりたいと明確に思えてきた頃には、毎日筆を持つようにしました。
毎日書く方がもちろん上達は速いと思います。
面倒くさくてなかなか書道の時間を作れないなら、1日5分でも良いから書く!と決めると良いと思います。
朝起きたらまず書く、あるいは出勤するまでにあと5分あれば書く、お湯を沸かしている間に書く、就寝前の数分で書く…といった具合に、まとまった練習は出来なくても、少しの空き時間でも練習は出来ます♪
その内にだんだん集中して練習できるようになって来たら、まとまった書道の時間を作って行けると最高ですよね。