皆さんこんにちは。
書道教室『墨咲』の近藤朴咲です。
今日は、書き方についての用語ではなく、書き上げた線を表現する用語です。
”門”の縦線2本に注目してみると、違いが分かると思います(^^)
上の字は、縦線同士が反り合っていて引き締まった線で書いています。
こちらを「背勢」(はいせい)と呼びます。
下の字は、縦線同士がお互いを向かい入れるようにふっくらとした線で書いています。
こちらを「向勢」(こうせい)と呼びます。
通常、背勢で書く場合の方が多いですよね。
どちらが正しいとか上手とかではなく、こういう風に色んな書き方があるんだという事を知っておくと良いと思います。
適材適所で書き分ける事ができるようになる為にも、練習の積み重ねがとても大事ですね♬