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印泥(いんでい)

みなさんこんにちは

今回は「印泥(いんでい)」のお話しです♪

 

印泥というのは作品の最後に名前と一緒に印を押す時に用いる朱肉の様な道具です

この作品最後の部分の ”名前と印” の事を「落款(らっかん)」と言います

印だけだと「落款印(らっかんいん)」と呼びます

 

印泥は、よ~く練ってお団子状にこんもりさせておくことが必要です

写真は買ったばかりの新品のものなので、表面が平坦になっていますが、箱に入っている小さなヘラで、クルクルクルクルとお団子状に練って保存します

 

なぜなら・・・印泥は、もぐさ&特別な油&水銀を混ぜて作られていて、この水銀のおかげで腐りづらいものなのですが、油と水銀が分離してしまうので、よ~く練ってお団子状にこんもりさせておくことが大切なのです

そして印泥の品質は、もぐさの品質によって決まります

道具は大切に使って、良い品質を長く保ちたいものですね(*^^)v 

 

そして♪♪♪

この印は新しく入手した「遊印」です

落款印の他に、引首印や遊印などがあり、ずっと欲しかった憧れの遊印を4つ購入しました(#^.^#)

 

左上は「革故鼎新」…かくこていしん

下の二つは「鼎」…てい(この字の篆書がネコちゃんみたいで可愛いですよね笑)

右上は「麗」…珍しい草書で作ってもらいました

 

遊印は作品の空いたスペースに自由に押せる印です♪

どんな作品に押すかすごく楽しみです♪(#^.^#)