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書の歴史⑨

こんにちは。手稲の書道教室「墨咲」の近藤朴咲です。

 

”書”にとって最も重要な唐の時代に活躍した人物といえば、欧陽詢・虞世南・褚遂良の三人で、この三人を「初唐の三大家」と呼びます。(おうようじゅん・ぐせいなん・ちょすいりょう)

王羲之の書を非常に愛し、教養を高めることに努力した太宗皇帝に認められた初唐の三大家も、王羲之の書を非常によく勉強していたそうです。

ちなみに初唐より少し後の時代に、もう一人飛びぬけて立派な字を書いた有名な人物が、顔真卿(がんしんけい)です。顔真卿を加えた四人を「唐の四大家」と呼びます。

初唐の三大家については、名前と代表される古典名を覚えておくと、本格的に書道を考えて行く場合には役に立つと思います(^^♪ 今後ひとりひとりの追記をしていきたいと思います♪

それぞれ楷書が有名ですが、やはり個々の特徴があり年齢を重ねると書風が変化していきます。

どんなに書の優れた人物でも、年々書風が変わって行くところに書道の奥深さを感じますよね♬

 

興味のある方は、どうぞ今後の追記にお付き合いくださいね。

11月に入り朝晩の寒さが強くなっていきますので、みなさん風邪などに気を付けてお過ごしくださいね~(^^)

 お勉強お疲れ様でした~☆